1064年に建築家ブスケートのもとで着工した。ライナルドが白とグレーを基調としたファサードと聖堂の拡張を施し12世紀後半に完成。聖堂の基礎はギリシャ十字をしていたが現在は5つの廊からなるラテン十字をしている。楕円形のクーポラには17世紀のフレスコ画”栄華の聖母と聖人たち”が描かれ、後陣にはモザイクの”聖母と聖ジョヴァンニに囲まれた主キリスト”があり、聖ヨハネの顔はチーマブエによって完成された。”クアドローニ”と呼ばれる聖人が描かれた巨大な絵画や14世紀初頭に制作されたジョヴァンニ・ピサーノの説教壇などは必見。
近隣情報