グアナファトの街から西へ約15km、ガタガタした道を上って行くと巨大なキリスト像があります。クビレテの丘と呼ばれるこの山はグアナファト州では最も標高の高い山で(標高2,579m)、キリスト・レイは地理的にメキシコのど真ん中に位置しています。宗教深いメキシコ人にとって、国の中心にキリスト像があることは、とても大きな意義のあることです。
ブロンズで出来たキリスト像は以前にあった小さい像にとって代わるもので、1950年に再建され、高さは20mあります。両手を広げるキリスト像の下には、イバラの冠や金の冠を持った天使たちがいます。毎年キリスト公現日を祝うために、1月6日には多くの人がここを訪れています。ここからの眺めは絶景で、周りには何もないので、地球の中心に立っているかのような感覚を味わえます。
現地のツアーに申し込んでも行けますが、一番経済的なのはアロンディーガの博物館前から約1時間に1本出ているCristo Rey行きのバスに乗ることです。終点がキリスト・レイで、現地で1時間ほどバスが待ってくれるので、その間に観光をして、また同じバスに乗って帰ることが出来ます。
(写真:トリップアドバイザー提供)
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