「聖書ゆかりの遺丘群-メギド、ハツォル、ベエル・シェバ」で世界遺産登録されている3つの遺丘群のひとつである、メギド。
キブツなどの畑が広がる、緑豊かでのどかなエズレル平野にある。パレスチナと隣接しており、アラブ色が入り混じっているのも特徴。
隣接するメギド山はヘブライ語で(「山」=「ハル」)・メギド。いわゆる「ハルマゲドン」の地であるとの聖書解釈があり、新約聖書のヨハネの黙示録で最終戦争の舞台とされる。
メギドはエジプトとメソポタミアの交易ルートとしても機能してたとされ、様々な戦闘を繰り返しながら紀元前7000年から紀元前500年まで人が暮らし、それぞれの時代の土地が26層も折り重なっている。
現在では紀元前4000年頃の青銅器時代の遺跡や、70メートルある地下水道、ソロモン王の城門、宮殿跡・生贄の台・食物倉庫の跡が確認できる。
■開場時間:(4月~9月) 8:00~17:00、(10月~3月9) 8:00~16:00。※閉場の1時間前までの入場。
■入場料:29NIS
■行き方:アフラからバス56でメギド・ジャンクションまで行き、徒歩2km。
Photos by hoyasmeg http://www.flickr.com/photos/emeryjl/
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