いざという時のヒッチハイク

 ノルウェーに行く予定で、旅費を少しでも節約したい方、地元の人と仲良くなりたい方は必見の、ヒッチハイクガイドです。

1、綿密な計画

 ヒッチハイクと言えば気ままな旅のように思えますが、計画は不可欠です。
 目的地と旅行の日数を決め、ヒッチハイクが上手くいかなかった場合も考えて、数パターンの旅程を用意しておきましょう。

2、土地勘を養う

 旅行の前にあらかじめ地図を読み込んで、主要都市間のだいたいの距離と所要時間を把握しておきましょう。体力や睡眠時間も考慮し、無理のない旅程にします。

3、元気と勇気

 目的地を決めたら、元気いっぱいにヒッチハイクをします!スケッチブックを持参しても、しなくてもOK。親指を立てて、ドライバーとアイコンタクトをとります。にこやかに!
 自分が行きたい方向に向かう車線側か、大きなガソリンスタンド・SAなどで挑戦しましょう。

4、話しかける

 ドライバーが給油しているタイミングや、いざ出発という瞬間を狙うと確率高!英語で話す場合でも、まずはノルウェー語で「うんしる?(すみません)」と話しかけ、その後に"Do you speak English?"などワンクッションおくとベター。
 ひとまず話しかけたら、目的地、旅行の目的、自己紹介をしましょう。「日本から来た」「オーロラを見に行く」
など、具体的に。話した後は元気よく「とぅーせんたっく!(ありがとう!)」と言いましょう。

 ちなみに、ノルウェー人は人見知りなので、話しかける前後では態度や目つきが全然違うということもあるそうです。めげないで!

5、交流、そして感謝

 いざ、乗せてもらったら車内の人と交流を楽しみましょう。名前、職業、今は何をしに向かっていたのか、などから話すとスムーズです。

 おろしてもらう時は、目的地に向かう人が多く通過するポイントをお願いしましょう。ポケットにはあめ玉や折り紙を忍ばせておいて、感謝の気持ちとしてプレゼントすると喜ばれます。一緒に写真を撮るのもおすすめです。

注意事項

 ノルウェーではインターネットカフェやカラオケのような施設は見つからない上、どの店も営業時間や曜日に限りがあるため、宿が見つかっていない場合はドライバーにその旨を伝えましょう。栄えている町までたどり着くことを優先します。

 ヒッチハイクの安全対策は自己責任です。アンテナをはり巡らせ、危険な目に遭わないようにし、人とのふれあいを楽しみ、人の温かさを感じる貴重な経験にしてください。

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