国内やヨーロッパ大陸諸国への移動

スイスの交通網は秀逸である。網の目のように張り巡らされた鉄道路線、その先の小さな道にはバス路線、山上にはケーブルカーや登山鉄道、湖には湖船と、公共交通機関がくまなくカバーしている。日本同様、運行ダイヤはしっかり守られており、電車やバスは時刻表どおりに発着する。乗り換えがスムーズにできるように接続時間なども綿密に調整されており大変便利。ただし、ケーブルカーや登山鉄道は季節や天候によって運行されない場合もあるので注意が必要。

鉄道

鉄道王国スイス。約3,000kmを結ぶスイス国鉄(独:SBB、仏:CFF、伊:FFS)路線と約2200kmを結ぶ私鉄各社が、スイス全土をくまなく網羅。鉄道路線の密集度はEU平均の約3倍。Euro Cityユーロシティ(EC)、Inter Cityインターシティ(IC/ICN)、Inter Regionalインターレギオナル(IR)など主要都市や隣接する国々を結ぶ近代的な列車には、食堂車や車内販売のサービスなどもある。また、景勝地をめぐる展望列車も充実している。グレッシャーエクスプレス(Glacier Express)やベルニナエクスプレス(Bernina Express)が有名。

バス

鉄道が通っていない所に張り巡らされているバス路線。秘境の谷や山奥、小さな村々まで簡単に足をのばせる。バス路線の大部分は黄色の車体にホルンのマークが目印のポストバス。延べ10,450kmの路線を沢山のバスが走っている。

車・レンタカー

自由度を重視するならレンタカーがおすすめ。空港や主要国鉄駅構内にカウンターがあり国際免許証と日本の運転免許証、クレジットカードの提示とサインのみで借りられる。ただし絶対数が多くなく(特にオートマティックカー)、繁忙期には早めの予約を。スイスは日本と異なり「左ハンドル右通行」。交差点が信号式でなくラウンドアバウト(ロータリー)式であるところが多いので注意が必要。カーブを曲がるごとに美しい風景が展開するスイス。良く整備された道路と分かりやすい交通標識があるため、比較的簡単にドライブが楽しめる。

湖船

湖の多いスイスでは船も重要な交通のひとつ。延べ1,200km以上の路線が存在。とくに対岸の街への移動などは、船なら直線でいけるので時間の短縮になる。定期便のほかに季節運行便、チャーター便、特別クルーズ便なども運行しており、天気のいい日に風を切りながら湖を渡る旅も楽しい。

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